私が今住んでいる都心のマンション...
これを購入したのは、2012年のゴールデンウィーク直後でした...
情報はネットから...
パソコンでネット検索をしていたところ、この物件の情報がなぜかヒットし、
次に、「思い立ったが吉日でぃ!」という江戸っ子のことわざが私の頭の中でひらめき、
すぐに現地のショールームを訪問しました...
そして不動産屋さんに聞いたところ、
「ここは、穴場だ」と...
御徒町駅からも、総武線の浅草橋駅からも、約1km弱離れている...
JRの駅から少し離れていると、安くなるんですよ...
また、台東区自体に下町のイメージがあり、なんとかヒルズあたりとは全然違う相場なんですよ...
それから、都営地下鉄大江戸線の内側は、災害時や非常時などの万が一何かあったときに守られるエリアです...
なぜなら、非常時には大江戸線に沿って自衛隊が出動するからです...
とのことでした...
家に帰っていろいろと確かめてみると、その通りでしたね。
特に立地条件については、山手線近くや山手線の内側は、庶民には手の届かない値段でありました。
これは、昔も今もそう...
また、JR総武線を南に越えて中央区に入ると、そこも別世界のお値段でした。
正直な不動産屋さんでしたね、今、思うと...
さらに不動産屋さんから得た情報ですが、
リーマンショックで破たん寸前になった某投資会社がこのあたりの土地を少し前から所有していて、リーマンによる経営状況の悪化に耐えきれなくなって、苦しまぎれに安く手放したんだとのこと。
だから、建設費が安く済みました、と言ってました...
この言葉で、「これは買いだな」と私は思ったわけです...
私は、そのとき、リーマンのせいで、所有している株や投信が痛手をこうむっていましたから、
これは、「リーマンによる借りは、リーマンで返せ!」っていう天の声だなと...
さらに今思い返せば、当時は民主党政権の最末期...
民主党の経済政策が良くなく、円高と株安で日本経済が低迷していた時期...
しかも、前年度の東日本大震災による経済活動自粛効果(負の効果)により、景気がよりいっそう悪化していた時期...
昨日の記事に書いたように、自民党政権に変わってアベノミクスになってからでは、こんなに安く手に入らなかっただろうと思います。
まさに、「幸運に恵まれて、掘り出し物をうまく見つけて買えたな」って、その後、つくづく、そして何度も思ったものです。
昨日、”タイミングが良かった”というのは、以上のような意味なんですね...
リーマン → 傷ついた地権者が土地を手放す → ディベロッパーによる開発 → 完成 → アベノミクス
この一連の流れの中に、ピッタリはまったんです。
私の購買意欲と、物件を発見するという偶然とが...
神様のお導きとしか思えません...
神に感謝!です...
了