2015年05月22日

ザ・金融闘論、観覧レポート(前篇)

5月20日の夜に行われた「ザ・金融闘論〜米利上げ後の世界」の公開収録に参加してきました。

これは、ケーブルテレビ・日経CNBCの収録でして、インターネットから聴講を申し込んで当選メールが返ってきたものです。

このブログの5月12日の記事で紹介した豊島逸夫さんと、シティバンク銀行シニアFXマーケットアナリストの尾河真樹氏が、”アメリカ利上げ後の世界経済”について討論するという企画です。

私の会社では水曜日はノー残業デーなので、終業時刻になるとすぐ退社して開催地に駆けつけました。

場所は、大手町にあるフィナンシャル・サウスタワーの5階でして、40人ほどの聴講者がおりました。


ざっと取り上げられた議題を並べますと、
・アメリカ人の所得状況と貯蓄状況
・原油相場の分析。特に、現先スプレッドについて
・FRBの利上げの時期の予想
・米ドルとユーロの今後の予想相場
・日本株の予想(今年から来年にかけて)
・FRBと日銀の、2000年あたり〜現在までの量的緩和の状況(グラフで説明)
・ヘッジファンドのこれからの思惑とは?
・ギリシャ危機の今後の見通し(債務の解決の見通し)
・ギリシャのユーロ離脱の可能性について
・中国経済の今後の見通し
・FRB内のハト派とタカ派のそれぞれの考え方についての紹介
このようになります。


わずか1時間強のあいだに、まさに今の世界経済のナウなトピックが盛りだくさんに語られました。

アメリカの利上げにまつわる話題だけではなく、世界経済全般が議論の対象でした。

今回の収録内容は後日、日経CNBCで放映されるということです。
放送日は、5/29,5/30,5/31の3回とのこと。
ご興味のある方は、放送を御覧ください。

なお、無料配信が日経CNBCのホームページに掲載されております。
↓↓↓
http://channel.nikkei.co.jp/businessn/150520kinyu/

待てない方はこちらをどうぞ。(笑)

さて、私にとって興味を引いたところを以下にいくつか挙げたいと思います。


1.原油の現先スプレッドについて

少し前までの原油価格が1バレル=100ドルを示していた時期には、
先物相場の値はかなり低い値を指し示していて、それは後になって実現した。

先物の値というものはやはり未来を示すのだ、とのこと...

その後、現物が1バレル=43ドルに下がったら、先物は今度は、1バレル=63ドルくらいの値を示した。

そしてその後、やはり現物はじわじわ上げてきた。

これもまた、原油先物の値は未来を見通していた...

今は、現物と先物との値の差(スプレッド)が小さくなっている。
(現物が53〜54ドルに対して、先物は60ドルくらい)

だから、この先、原油相場は落ち着くことだろう...
とのことでした。

ま、先物が英語で「フューチャー」と言われるように、未来を示す指標というのはビジネスのイロハですし、
原油相場の値の変化は調べれば誰でもわかることですから、
これは、言われてみれば誰でも気づくような事柄です...

しかし、重要なことは、
「迷ったら相場に聞け」
という格言はやはり正しいのだ、ということだそうです。


2.日米の量的緩和について

グラフで説明がされました。

途中からものすごい上昇カーブを示すグラフでした...

2000年あたりからリーマンショックの2008年あたりまでは、アメリカの通貨発行量はほぼ横ばいで、1兆ドル。

それが、リーマン後に、急激に上昇し、7〜8倍の8兆ドルあたりにグラフの線が突然ビョン!、と上に伸びてました。

ほぼ垂直に!!

日本も、昨年10月の黒田バズーカで、同様に、グラフの線がビョン!、と伸びてました。

まさに、”視覚”は物語りますね...

株、不動産...
これでは、上がって当たり前だということがひと目見て、一目瞭然でした。

ただ、アメリカはこれから量的緩和を徐々にやめ、ソフトランディングを狙いつつ、出口戦略を探っていくそうです。

日本(日銀)については、はっきりとは見えないが、よく言われるように、年末あたりにまた緩和の可能性が...
ということでした。

このへんも、少し調べれば誰でもわかることですね...

ただ、情報がきれいに整理されて示されるとよく頭に入るね、というわけです。


長くなったので、続きは明日...






posted by スイス鉄道のように at 06:44| 東京 ☀| Comment(0) | 投資情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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