2015年08月02日

日経平均の妥当値について...

7/31の朝のテレビ番組『モーニングサテライト・プラス』にて、日経平均の妥当値はどれくらいか?、という点につき、論じられていました。

株価というものは、自己資本+残余価値で表されるというのがプロの見方である、という線からのアプローチです。

このあたりは私の大学時代の専攻分野だから、よく理解することができました。

まず、自己資本というのは、株主が権利を持つ部分のことです。

別の言い方をすれば、会社発足時(ないし増資時)に、株主が払い込んだお金の部分のことです。

もっとわかりやすく言えば、”商売の元手資金”ということですな。

そして、残余価値というのは、企業の売上高から、原価,もろもろの経費,税金などの引かれるぶんをすべて引いて残ったもの。

すなわち、”税引き後純利益”とほぼ同じだと考えてよいと思います。

くわしく説明すると、まず、”売上高”とは、企業の稼ぐ力のこと。

その「稼ぎぶん」から、もろもろのコストを引いたら、残ったものが「株主の取りぶん」という理屈なんですな。

ただし、”企業の稼ぐ力”として、いまはやりのROEという指標を使っています。

なので、極めて説得力が高い説明だったな、と感じました。

なぜなら今は、外国人投資家の大部分と、日本の機関投資家のかなりの部分が、ROEを使って売り買いする時代ですからね...

この理屈からはじき出した日経平均のあるべき値は、「20,850円」...
上場企業のROEの平均値が9.2%という前提で...

この情報から、私なりの日経平均の年末までの予測をするとすると、20,500円前後〜20,850円の間のレンジ相場でおおむね推移すると予想します。

ちなみに、この「ROE=9.2%」というのは、Quickコンセンサスの予想値です。

保守的だと言われる日本経済新聞の予想値は「ROE=8.5%」で、この8.5%から計算すると、1万9,300円となるそうです。

そして、ROE=10%と仮定した場合には、日経平均は2万2,000円超...

だから、今後の企業決算の発表において、ROEの値を注視することが、あるべき日経平均値を把握するために重要となってきます。

以上、重要な参考情報として、この場に備忘録的に残しておきたいと思います。






posted by スイス鉄道のように at 07:00| 東京 ☀| Comment(2) | 投資情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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