2015年08月04日

正しい見方は「野党的」な立ち位置から...

ここ最近、安倍政権の中枢に近い立場の政治家から、おかしな発言が飛び出て来ています...

6/25には、木原稔自民党青年局長主催の勉強会の中で、
「沖縄にある地方新聞社で日本の安全保障強化に反対するような社はつぶさないといけない」
という発言が飛び出しました。

7/26には、磯崎首相補佐官が、
「法的安定性よりも、いかに国を守るかが重要」と発言...

両方ともに物議をかもし、テレビのニュースやネット・ニュース等を騒がせました。

現在、最も熱く議論されている新しい安全保障法案も含めて、
権力の中枢にいる者というのは、物の見方がおかしくなるのではないか?、と感じます。

やはり、健全な民主主義政治というものには健全な野党の批判が重要だということがわかります。
(もっとも、今の日本の野党が健全だと言っているわけではないですが...)

なぜ健全な野党の存在が大事かというと、
問題の渦中にはまり込むと、人というものは、”判断力”が歪んだり鈍ったりするというのが、人類の経験則としてあるからだと思います。

野党的な立ち位置で物事を見るのが、冷静に見れて、一番判断をあやまたないのではないでしょうか。

かの豊臣秀吉も、最初は織田信長家中で野党的な立ち位置にいて、冷静かつ全体の動きをよく見れたからこそ、うまく空気を読んだり出来て、出世していったのではないかと思います。

そして、後年、天下をとって権力を握ってからは、朝鮮への2度目の出兵や秀頼溺愛など、判断ミスを連発したように思います。

投資の世界でもそうで、サブプライムローンショックやリーマンショックの直前に、イケイケどんどんでリスクを取って膨大な利益を挙げていた人たちほど、いざ急に相場の潮目が変わっても、逃げられずに、大きな痛手をこうむったように思えます。

過熱相場の真っただ中に首まではまり込むと、”水から茹で上がったカエル”のたとえ話のように、感覚がマヒしてしまうんじゃないでしょうか...

また、全然世界の違う芸能界での話ですが、AKB総選挙で、今年、2回目の1位を取った指原莉乃は、8/2のAKBのコンサートでちょっと失言したらしいです。

コンサートの合い間のトークタイムで、仲間の恋愛スキャンダルのネタで笑いをとろうとしたみたいです。

これがちょっと”?”でして、ネット上で、ファンから批判されたりしています。

”笑い”を取ろうとしたい気持ちはわかるけれど、ネタの内容的にちょっと...

仲間への中傷ととられるリスク、下品ととられるリスク、アイドルらしくないという印象を与えるリスクといった様々な良くない印象を与えかねないコメントではないか?、というわけです。

彼女は、1回目の1位(2013年)はまぐれだと思っていた、それで「確かな1位」を取りたかったと、今年の総選挙で1位を取った後のスピーチで語っておりました。

やはり、「確かな1位」=”権力”ということであり、”力”を持った人間というものは、正常で健全な判断力というものを失うものなのでしょうか...

投資で成功するにも、相場の中にどっぷりとハマり込まずに、一歩離れた所から冷やかに眺める視点が必要だとあらためて思いました。

ユダヤ人がまさにそうで、世の中のはみ出し者として扱われてきたことにより、かえって野党的視点を常に持つことが出来、それが成功につながったのだと考えます...







posted by スイス鉄道のように at 07:00| 東京 ☀| Comment(2) | 分析・考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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