2015年09月17日

『花咲舞は黙ってない』最終回を見て

銀行内部の不正・不祥事を暴く臨店班の活躍を描くドラマ『花咲舞は黙ってない』が、昨晩最終回を迎えました。

先週までの数字ですが、他のドラマと比べても視聴率が非常に好調だったようです。

この事実は、企業内部のなれあい体質に対する拒否感が、今、日本国民の間に強く存在することを示しているように思います。

かつて昭和の時代には、”仲間うちの秘密”を共有し、それを守るという文化が、日本社会の中にはありました。

もちろん、明らかな不正や不法行為は昔も糾弾されましたけど、グレーな部分については、かつては「臭いものにはフタ」をされてきたのです。

しかし時代は変わってきたようですね...

20世紀後半から豊かで余裕のある社会になり、それと同時に、たるんだ傾向が社会のはしばしに出てきた...

そんな感じがしないでもないです...

ここ最近では、JR北海道の線路保守のずさんさ、東京電力のお役所体質(うまくない原発対応と安易な値上げ)、異物混入が示すマクドナルドの管理体制の不備、東芝の不正会計問題、新安保法案の進め方、などなど...

こういった諸々の現象に対して、日本国民の多くは静かな正義感を感じているのかな、と...

ドラマを見ながら多くの人は、義憤を感じ、”悪”が成敗される結末に共感していたのではないでしょうか...

その他の点でも、久しぶりに登場人物たちと一緒になって一喜一憂できるドラマだと思えました。

そもそもヒットするドラマというものは、”喜怒哀楽”がひと揃いで(ワンセットで)盛り込まれているものだというのが私の考えです。

悪人がのさばるシーンに共に怒り、そして、こらしめられるシーンに共に喜び...

上司の責任転嫁に苦しむ部下の姿が映し出されるシーンに共に哀しみ、憂い...

出先の支店まわりや、主人公の父親の店などでのグルメのシ−ンを見て、共に喜び...

視聴者の感情移入が可能な点と、時代を反映したテーマを取り上げた点がうまくマッチした、出来ばえの良いドラマでした...





P.S.
ネットニュースに夏ドラで1番と載っておりました。
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2015/09/17/kiji/K20150917011150190.html




posted by スイス鉄道のように at 07:00| 東京 ☀| Comment(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

にほんブログ村