2015年12月06日

”徳は事業の基なり”「菜根譚」

私が使っている手帳は1週間ぶんが1ページで構成されているのですが、各ページの下のすみには教訓が載っています。

先週の教訓は、タイトルに掲げた「菜根譚」の一節でした。

解説も載っており、以下の通りです。

【解説】事業を発展させる基礎となるのは、経営者その人が持っている「徳」である。

昭和の経済発展を振り返ってみれば、ホンダやソニーも松下も、元は中小企業でした...

そして、そういった元気な中小企業には、カリスマ経営者たちがいて陣頭指揮をとっていたわけです。

彼らは、カネや財務指標の数字を追い求めるのではなく、”徳治”でもって部下を引っ張っていたみたいです。

今風に言えば、”徳”というキーワードにより、コーポレイト・ガバナンスをやっていたといえましょうか...

特に、彼ら経営者自身の心の中に、”徳”がありました。

戦後の貧しさと焼野原の中で、この徳と企業家精神と熱いハートで、がむしゃらに経営をやっていた...

それが社会環境の追い風とともにブレイクしていった...

これが、昭和の高度経済成長の実態の姿だったんだろうな、と思います...

具体的に言えば、今やっているドラマ『下町ロケット』(日曜夜9時)のように...

阿部寛演じるドラマの主人公は、特許をめぐる裁判の場でこう叫びます...

「裁判長! これだけは言っておきます!...」

「特許を奪われたって、屁でもありません!」

「培ってきた技術は奪えない! 正義は我にありだ!!」

国家権力の象徴である裁判官を前にしても、臆せずに堂々と自信を持って語るこの気力と体力...

これはあくまでもドラマの中のフィクションですが、実際にもこんな感じだったのではないでしょうか...

残念ながら、シャープや東芝が崩れたのは、この”徳治”を失ったためでしょうか...

この精神を取り戻すならば、日本株ももう一段高になってくれると思うんですが...





P.S.
ドラマ『下町ロケット』は視聴率が絶好調のようですね。
今晩も楽しみだなぁ...




posted by スイス鉄道のように at 07:00| 東京 ☁| Comment(0) | 分析・考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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