2016年03月21日

京都観光から感じた明治維新の効果

おととい実家に泊まった翌日、つまり昨日は、同じく青春18きっぷを使って東京へ戻ってきました。

途中で京都に寄り、観光をしました。

最初の目的地は、洛北・岩倉の地です...

明治維新の立役者である岩倉具視の隠棲宅が博物館化されているので、それを見物しました。

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少し前に井沢元彦氏の『逆説の日本史』シリーズの幕末編を読んだばかりでして、
この本に触発されたのが、今回の訪問につながりました...

この本の中では、「岩倉なくして明治維新なし」ということがよく語られております...

まさしくその通りでして、薩長等の倒幕勢力だけでは幕府を倒した後の政治をとうていリードしていけませんし、ほとんどが保守派で伝統的思考しかできない公家たちもまた然りです。

孝明天皇の寵妃が岩倉の妹であったために朝廷政治の裏の中枢を担えた岩倉は、いったんは攘夷派から狙われ殺されかけます。

そこで、当時は京都の外であったこの地に逃れ、身を引いたふりをするわけです。

その後、孝明天皇は崩御...
若干、中学生の年齢の明治天皇が即位します。

死に体の幕府、頭の固いお公家さんたち、外国人は問答無用で殺そうとする攘夷派の武士たち...

まともな人間はほとんどおらず、日本の政界は大ピンチ!!...

どうなるの??? 日本...

この時の日本の政治の状況って、とても今の比じゃないですよ?

・・・

しかし、ここで岩倉が復活します。

そして、状況が目まぐるしく変化する幕末期の混迷の荒海の中をうまく泳ぎつつ生き延び、明治新政府の礎(いしずえ)を大久保と共に築いたのです。

今の私たちが住む豊かな先進国である日本は、岩倉具視あってこそのものだと言ってもいいわけです...


さて、話しを戻して観光の続きのほうですが、次に実相院を見物しようとしたのですが、何とお休み!

そこで、京都市中心部へ戻って、実相院の宝物が展示されているという”京都文化博物館”へと参りました。

そして展覧会を見おわった後は、京都文化博物館の別館を見学...

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この建物は、旧日銀京都支店だったそうで、設計はあの有名な辰野金吾さんです。

東京駅を設計した方ですね...
もちろん、明治の建築物です...

で、この建物の隣が、同じく明治に建てられて今も現役の郵便局である、京都中京郵便局です。

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こうしてみると、”明治維新”こそが、やはり日本の一番大きな転換点だと認識します...

明治建築は、その外形でもって、日本の社会が欧米化したことをはっきりと示しているんですね...

そして、建築や科学技術といった目に見えるものだけでなく、
銀行制度,郵便制度,法律,そして簿記会計に株式会社制度と、
欧米のソフトウェアで社会の運営を行うように世の中を大改造したのだということが改めて実感されます。

もちろん、預貯金にしろ株にしろ債券にしろ、この時点から始まったのです...

まさに、「明治維新なくして、今の投資環境なし!」ですよ...

だから今の日本の投資家にとって学ぶべきは、まず、この明治初期の先人たちの学びの姿勢だと思います。

よく、投資を始めるに当たって何から勉強すればいいの?、という問いがありますが、私はココだと思いますね...

なんてったって、ゼロから始めたんですよ。彼らは...





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posted by スイス鉄道のように at 07:00| 東京 ☀| Comment(0) | 気づき・ヒント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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