2016年04月24日

漫画『銀と金』を読んで...

ネットの中古書店・ネットオフさんで、漫画『銀と金』(双葉文庫版、全八巻)を買って読みました。

作者の福本信行さんは、ギャンブルの修羅場を描く物語が得意です。

この作家さんの作品を初めて読んだのは『カイジ』シリーズでした。

ただしその前に街の書店で、『カイジ「命より重い! 」お金の話』という本を手にしたときから福本作品との縁は始まっています。

それが、2013年だったかな...

カイジ「命より重い! 」お金の話 -
カイジ「命より重い! 」お金の話 -

この本は、漫画『カイジ』シリーズからお金に関する教訓を拾いだし、現代社会における金融リテラシーを一般人に説こうというものです。

これがきっかけでカイジ・シリーズを知り、そしてハマりました...

でも、ちょっとエグイんですよね...
物語の中とはいえ、命や人生を賭けて勝負しますからね...

さて、今回読んだ『銀と金』はカイジシリーズよりも前に書かれた作品です。

内容は、まだ、カイジシリーズほどエスカレートしていない感じ...

でも、それでも、相手が悪党とはいえ、億単位の金を奪って追い詰めたり、命を張った駆け引きをするなど、漫画とはいえ唾を飲みこむような展開がしばしばありました。

なので、読後には、ホッと感や、疲労感を感じました...

でもすごいです...
読者にそんな思いを抱かせるなんて...


さて、そんな『銀と金』から、名言をいくつか引用したいと思います...

我々が、投資だけでなく、大きな消費を(買い物を)する際にも参考になるのではないでしょうか...

あらゆる欲の中でもっとも強烈なのがこの「守り」失いたくないという欲…… みなそれで深みにはまる
(画商との5億を賭けた勝負の中での主人公・森田のセリフ)


教えたる、正しさとはつごうや……
ある者たちの都合にすぎへん……!
正しさをふりかざす奴は……
それはただおどれの都合を声高に主張してるだけや
(川田という株の仕手師のセリフ)


この世はしょせん搾り取る者と絞られる者の二種類しかいない
誰かの時間と労力を不当に絞り上げずしてどうして金持ちが存在できる…?
(「誠京」の会長の、総額500億を賭けた麻雀勝負中でのセリフ)


この利ってのがギャンブルの場でたいてい足を引っ張るんだな
まるで力になってくれない
少なくとも運という名の刃を研ぐことにつながらない
(「誠京」の会長との勝負前における、副主人公・銀王のセリフ)


エグイですねぇ...

でもこの作品は、こんな連中が命がけで斬った張ったをする世界を描いています...

好みは分かれるとは思いますが、魅かれる方もいるのではないかと思います...

読んでいない方で興味をひかれた方はどうぞ...





銀と金 文庫全8巻 完結セット (双葉文庫―名作シリーズ) -
銀と金 文庫全8巻 完結セット (双葉文庫―名作シリーズ) -






posted by スイス鉄道のように at 07:00| 東京 ☔| Comment(0) | 気づき・ヒント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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