2016年06月12日

ウォーレン・バフェットに次ぐ投資家とは?

『デービス王朝』という本を読みました。

デービス王朝 知られざる偉大な投資家一族 (ウィザードブックシリーズ) -
デービス王朝 知られざる偉大な投資家一族 (ウィザードブックシリーズ) -

2003年に日本語訳が出た少し古い本なんですが、デービス家の3代に渡る投資家としての歩みを伝記風に記した作品です...

1909年生まれのシェルビー・デービスから始まって、1937年生まれのシェルビー・ジュニア、3代目で1960年代生まれのクリスとアンドリュー...

彼らがアメリカの株式市場・債券市場でいかに戦い、いかに富を築いてきたかが記されています。

しかし、何か特別な才能があったわけではありません。

初代デービスは、最初はニューヨーク州の公務員でした。

しかし、37歳で思い切って役所を辞めてしまいます。

そして、株式投資の世界一本で食っていこうとし、最終的には成功するのです。

著書からいくつか引用してみましょう。

まずは、訳者あとがきから...

読み進むうちに「普通のオヤジ」が株式投資で大成功を収める話と分かり、急に親近感がわいてきた。この本の主人公、デービスが投資の世界に足を踏み入れたのは三八歳になってからである。


ポイントは、著者が「世界で二番目に偉大な株式投資家」と呼ぶデービスの実践的な投資術を学べるところである。ほとんど保険株への投資だけで五万ドルの元手を九億ドルにまで一万八〇〇〇倍に増やした実績は、あのウォーレン・バフェットに迫るものである。


元手資金を18,000倍に増やしたというものスゴければ、それを上回っているバフェットもスゴいです...

引用を続けましょう...

フォーブス誌の話が出たことで、わたしは同誌の長者番付にはいわゆる「株式投資家」は登場しないことに気付いた。シリコンバレーの奇才、企業買収家、不動産開発業者、発明家、小売会社や製造業のオーナー、メディアの大物、石油王、銀行家など同リストの常連の中で、他人の会社の株に投資することによってそこに名を連ねたのは、彼以外ではあと一人しか知らない―ウォーレン・バフェットである。


わたしはシェルビーに、彼の父親とバフェットは面識があったか尋ねた。「何度か会っています。二人は知り合いで、共通点がたくさんありました」。


デービスとバフェットは一〇ケタの財産を築いたが、いずれもバリュー投資を信条とし、割安に放置された成長株を買った。


デービスが株式投資を始めたのは、それ以上ない最高の時期だった。大衆は株に愛想を尽かし、株はもう下がりようがなく、上がるしかなかったからだ。


突然止まる急成長株とのろのろ進む割安株の中間に、着実な利益成長を妥当な値段で提供する株がある。一般にホットな業界には妥当な価格の銘柄は存在しないので、中間点投資はその信奉者を自ずとインターネットのような奇抜で危険な領域から遠ざける。デービス家が得意とするのは、この中間点投資である。


デービス家の人たちは流行りの株には手を出しません...

また、相場が熱を帯びている場合も投資を手控えます...

そして、相場が下がってくると、また手を出すんです...

市場はデービス家が安心して買えるゾーンにまた近づいてきた。企業を利益の一五倍以下で買え、過去の平均的な利益成長(年七〜一五%)に投資することで儲かる環境である。


始めた時期に恵まれたこともあるのでしょうが、彼らは「安い時に個別株を厳選して買う」というスタンスで富を築いてきたと言います。

では、その厳選のし方は、いったいどういうものなのでしょうか?...

今日、上に引用したものからも考え方の一端はうかがわれますが、さらにより詳しく具体的に言うと、どういう方法で彼らは成功したのでしょうか?...

明日に続きます...






posted by スイス鉄道のように at 07:00| 東京 🌁| Comment(0) | 投資情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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