2016年06月13日

デービス一族の成功の秘訣は?(1.ファンダメンタルズ面)

昨日からの続きです...

デービス家の3人はみな、父の財産や遺産を当てにするのではなく、自力で稼いで来ています。

もちろん、インデックス投資や分散投資などではなく、”個別株投資で”です。

そして、初代デービスの成功の秘訣は、数字だけを見て判断するのではなく、実際に投資対象として考えている企業の経営者に会って話をすること。

そうすることで、伸びる企業かどうかを自分の目で確かめること。

以下、引用です。

企業のトップと直接会うことによって、「はったり屋」と「行動家」の見分けがつくようになった。現在はアナリストが会社を訪問するのは当たり前だが、デービスはその草分けである。


倹約に励むことによって、デービスは最高のリターンを求めて投資するための資金を最大限に確保したのである。彼は家計における余計な支出を認めないのと同じように、企業についても過剰支出を嫌い、経営者が投資家の金を自分の家族の金と同じくらい大切にする企業の株を買う傾向があった。


投資というのは、”人を見ること”だと言うことがよくわかります。
投資は、”数字”だけを見てするもんじゃないんです...

”人”が会社を経営するわけですし、”人”が一生懸命仕事をするんです。

それに、よく投資信託の信託報酬が議論の的(まと)になりますが、それ以前に会社のお金が有効活用されているかどうかが大問題でしょう?

要は、舛添都知事の問題のようなことですよ...

会社の場合だと、無駄な交際費やモノになりそうにない研究開発費をいかに使わないかを見ないといけない...

それには、実際に会社訪問をして、経営者のポリシーや姿勢を聞かないとわからないんです...

それにしても、今のアナリストの企業訪問の起源は、デービス一族の投資行動にあったんですね...

勉強になります...

そして、この父の手法を、子のシェルビー・ジュニアや孫のクリスも受け継ぎます。

父と同様、シェルビーも歴史を勉強する傍ら、会計学の基礎や貸借対照表の読み方、証券会社のイロハを学んだ。彼もまた父と同じくスプレッドシート上の数字よりも経営者のリーダーシップという目に見えない資産を重視した。統計を重視しすぎて「木を見て、森を見ず」にならないよう心掛けた。


「どんな会社も優秀な経営陣が成功の重要な要素であることはウォール街の常識ですが、大半のアナリストは最新の数字を議論することを好み、この点については触れません。しかし、われわれは投資をする際必ず、経営陣について十分検証します」とクリスは言った。


以上のような投資姿勢を我々現在の投資家もみならうべきです...

もちろん、会社訪問をするのはナンセンスです...
そんなことをすると、時間もコストもかかります...

しかし、ネットで会社ホームページ上の経営者の経営方針を調べたり、有価証券報告書や決算短信の記述にある経営方針を調べたりはできる...

また、株主総会の開催場所に近い所に住んでいる人は、行って耳を澄ませて聞いてみてもいい...

あるいは製造業であれば、無料または安価な”工場見学”に行くという手もあります...

できることは色々とあるわけです...

大事なことは、”人”を見て投資をすること。

もちろん、インデックス投資ではなく、個別株投資でそれをすることです。

インデックス投信に勝つアクティブ投信は極めて少ないなんて言っても、それは、アクティブ投信のほとんどが数字を見て投資しがちだからですよ。

個別株投資って言っても、そんなに難しいことではない...

見るべきは、経営者であり、工場で働く人であり、誠実な研究者であり、優秀でやる気のある営業マンがいるかなんです...


さらに明日へと続きます...





P.S.
投資はあくまでも自己責任でお願いします。
上記に書いたことは単なるいち見解に過ぎません...




posted by スイス鉄道のように at 07:00| 東京 🌁| Comment(0) | 投資情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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