2018年03月22日

『アメリカに食い潰される日本経済』を読んで...

副島隆彦氏著『アメリカに食い潰される日本経済』を読みました。

アメリカに食い潰される日本経済 -
アメリカに食い潰される日本経済 -

昨年の4月に刊行された本ですが、内容は決して古びておらず、今の政治経済情勢を理解するうえでのいろんなヒントが散りばめられていました。

たとえば、トランプ大統領の本質について引用するとこんな感じです。

輸出を伸ばすにはドル安がいい。トランプは、ドル安論者なのである。だから円高にそろりそろりと向かう、ということだ。


トランプを支えている理念=人生観=生き方=行動原理は何か。それはすべては交渉ごとという考えだ。


トランプの生き方、人生観、理念は、前述したとおり、「真ん中で落とす」だ。商売人の交渉術ですべてを決める人だ。必ず落としどころを探る人間だ。相手の言うことも聞いて、絶妙のところで妥結、合意する。それがトランプだ。


こういうくだりを読んでいると、昨年1ドル=110円を超えていた為替相場が今年になってから円高に振れ、最近は105円台から106円台の水準で推移していること、および、ありえないとされていた米朝会談が成立に向かいそうなことについても、ともに当たっている感じがしてきます。

そして、最近、また国会とニュースで盛んに取り上げられている森友問題ですが、こんな示唆的な情報がありました。

トランプの主要政策の「1兆ドルの国内インフラ投資」の資金は、主要な部分は日本からのカネだ。そして、その投資の実質的な中身は、後述するテキサス州に引く日本の新幹線だ。


この51兆円の「アメリカ・インフラ投資」への貢ぎ金を、日本側で実行しているのは世耕弘成経済産業大臣である。このことに対して、シブチンの勘定奉行である財務省はまったく喜んでいない。


麻生太郎副総理兼財務大臣が「世耕のやつ。勝手なことばかりしやがって」と不満を漏らしたそうだ。


年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が、米国のインフラ事業に投資することなどを通じ、米で数十万人の雇用創出につなげる。(日本経済新聞、2017年2月2日)


安倍首相は本性がヒラリー派だ。だからやがてトランプに切り捨てられるだろう。


最近テレビでよく見かける風景としての、安倍おろし、そして財務省と麻生大臣への攻撃などなど...

ひょっとしたら、そのへんを叩くことで米国の国益を引き出そうとしている勢力が陰で動いているのか否か...

私ごときに真相や背景などわかりはしませんが、物事の表面だけではない何かがありそうな感じがしました...








posted by スイス鉄道のように at 07:00| 東京 🌁| Comment(0) | 気づき・ヒント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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