2018年09月04日

ヤマザキ・マリ著『国境のない生き方』を読んで...

ヤマザキ・マリ著『国境のない生き方』を読みました。

国境のない生き方: 私をつくった本と旅 (小学館新書)
国境のない生き方: 私をつくった本と旅 (小学館新書)

著者は、映画化もされた漫画『テルマエ・ロマエ』の作者さんです。

母子家庭で生まれ、音楽家の母に自由奔放に育てられ、そのせいか型にハマった生き方に嫌気がさして十七歳で絵の勉強をしにイタリアへ留学し、その後シングルマザー、外国人と結婚、シリアやポルトガルにも住み、漫画家としても活躍するという波乱万丈の人生を歩んだ彼女の自叙伝になっております。

一人息子がいるそうですが、彼に向かって言ったこのひとことが秀逸でした。

「何よりも地球に愛される人間になりなさい。地球が、お前には生きていてほしいと思うような人間、そういう生き物にならなきゃいけない。そうすれば、きっと自然がお前を守ってくれるよ」


こんなセリフを言える母親が、今の日本には、いや世界に、何人いることでしょう(笑)。

このくだり以外にも、めったに聞けないような面白いエピソードや、三島由紀夫論など、ユニークな彼女の語りが最終ページまでぐいぐいと読者を引っ張っていってくれます。

テルマエ・ロマエやこの本以外にも彼女の著作をもっと読みたいと思いました。









posted by スイス鉄道のように at 07:00| 東京 ☁| Comment(0) | 気づき・ヒント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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