2018年12月17日

倉山満著『日本史上最高の英雄 大久保利通』を読んで...

倉山満著『日本史上最高の英雄 大久保利通』を読みました。

タイトル通り、幕末から明治初期にかけて維新を成し遂げた主要人物のひとり、大久保利通を描いています。

NHK大河ドラマで同時代をやっていることもあって、一読を試みました。

日本史上最高の英雄 大久保利通
日本史上最高の英雄 大久保利通

著者は、「日本史で好きな人物を挙げていくときりがないが、中でも最も偉大だと思うのは大久保だ」と言います。

フランスのリシュリュー、イギリスのウィリアム・ピット、ドイツのビスマルクに匹敵するとか、べた褒めです。

リアリズム、私利私欲の無さ、行動力、頭脳、どれをとっても優秀であり、実績も素晴らしいと説明しています。

ただ、我々一般の感覚では、西郷隆盛やのちに頭角を現した伊藤博文に比べれば、いまいちパッとしない感じがあります。

そんな大久保のたどった足跡を丹念かつ客観的に描いてくれているのがこの本でした。

なお、大久保のライバルとして、最後の将軍・徳川慶喜、そしてその老中であった板倉勝静をも脇役として活躍させています。

大久保ら薩長側が勝ったのは、実は紙一重...

戊辰戦争でもし”錦の御旗”が翻らなければどうなっていたかはわからなかったです。

水面下で繰り広げられる政治工作、謀略、駆け引き、外国の介入...

歴史の裏面での動きも見せてくれ、わくわくしながら読める本でもあります。

おススメの一冊です。









posted by スイス鉄道のように at 07:00| 東京 ☔| Comment(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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