お店の名前は『天松』さんといいます。

”日本橋”というと、かつてはお江戸の中心地でして、江戸で生まれた庶民の食べ物が天ぷらです。
そういう意味では本場の天ぷらなわけであり、それをいただこうという狙いで行きました。
お店の前に出ていたお昼のメニューです。

お店の中に入ると手売りの食券売り場があり、そこで食券を買いました。
私は、天ぷら定食(¥1,200円)を選択しました。
さらに中の扉を開けて入ると、厨房に対面したカウンター席中心の店内レイアウトになっていました。
食券を渡すとすぐにお膳にごはんと味噌汁が載ったものが出てきました。

天ぷらはどうやって提供されるのかと思っていたら、厨房の中にいる料理人が揚げるたびに前の籠に入れてくれる方式でした。

ひとつひとつていねいに揚げてくれたネタをひとつずつありがたくいただく...
天ぷらの原点なんですかね。
最後はかき揚げをごはんに乗せてくれ、丼にしてくれました。

コスパ的にはちょっと悪いかもしれませんが、普通では味わえないような雰囲気やおもてなしを感じとることができました。
こういう経験も、たまにはいいものだと思いました。
了
天松 日本橋店 (天ぷら / 三越前駅、日本橋駅、新日本橋駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.2