2015年06月18日

塩づけ株に対する考え方(自分の考え方の紹介)

昔から個別株への投資(ないしは投機)をおやりになっている方なら、誰でもひとつふたつ抱え込んでいる塩づけ株...

言うまでもなく、買った価額よりも最新の市場価格のほうが大幅に下回っていて、しかもなかなか元の値段に回復しそうにない銘柄のことです。

私も抱えております...
ひとつ,ふたつではなく、もっとね...(笑)

この処分は、誰しも頭を悩ます問題だと思います...

どうすればいいのでしょうか?...

思い切って売って、損切りする?
それとも、ずーっと持ち続ける?

この悩み事に対する自分なりの考え方を今日は示したいと思います...


まず、我々は機関投資家でもなければ、ファンドマネージャーでもないです。

だから、投資の”良いパフォーマンス”を叩きださなきゃならないプレッシャー義務責任もない...

ファンドの解約〜解散に追い込まれるというピンチもやってこない...

要は、自分さえ良ければいいのです...

そうすると、あとは、”心の持ちよう”だけということになります。

具体的に言えば、「塩づけ株を持っていて、うれしいな」と思えればそれでいいんですね...

では、どうすればそう考えることが出来るかと言うと、私はこう考えます...


まず第一に、”預金封鎖や財産税が来る前の含み益課税”の嵐に巻き込まれない安全資産だということ。

”預金封鎖や資産税が来る前の含み益課税”については、すでに、5月25日,26日の記事にくわしく書いているので、そちらを参照してください...

もっとも、このシナリオ自体はまったくの私の空想なのですが、似たような酷税が課される時代が将来やってくることは否定できません...

その場合でも、日本は法治国家なので、法の原則に従って課税されることになります。

”課税の基本”は、利益に対しての課税なら、「”益”が出ている部分」に対して行われます。

さて、塩づけ株には”含み益”はないので、「”益”が出ている部分」はないわけです。

よって、課税はされないということになります。

この点、安心というわけなのです。

いくらお上の課す税金が厳しくとも、個人財産を直接取り上げるなんてことは、共産主義国や独裁国家でもなかなか出来ないことです。

旧ソビエト連邦や東欧旧社会主義国でも、個人財産を取り上げるなんてことは最後までやらなかったみたいだし、北朝鮮でも現にやってないようです。

国家総動員状態だった、ナチスドイツや太平洋戦争中の大日本帝国ですらやりませんでした...

”歴史上の事実”というものは結構重いものです...

よって、塩づけ株という個人財産は、これからやって来る厳しい時代でも権力によって取り上げられないだろうし、予想される酷な税金の対象外でもあるだろう!

やったー!!
というわけです...

もしたとえ財産税の対象となったとしても、取られた後で、「どーせ、塩づけだったんだ...」と思うことができれば、意外と心は平安かもしれません...


第二に、将来、FXや株や投資信託で大儲けして仕方が無いときに、損益通算の手段として利用価値があるということです。

人生、何があるかわかりません...

何か幸運に恵まれて大金持ちになる可能性は、誰だって無きにしもあらず...

そういった際、まあ、いろいろと制約やら条件やらはあるだろうけど、
塩づけ株を売って損を出し、損益通算して取られた税金を取り戻すことが出来れば、
いいんじゃないですか?


第三に、塩づけ株でも、配当金が出るものは多いです。
よほどの赤字決算でもない限り、今の株主大事の風潮の時代背景からか、配当金は毎年支払われ続けます。

そうすると、長〜〜い目で見ると、キャッシュフロー的にはいつかはプラスになるのでは?、という小さな希望は持つことができます。

キャッシュフローがプラスになった時点で売却すれば、少なくとも元本を回収したうえで、損益通算して税金も取り戻せる...

5月6日の記事で書いた、毎月分配型投信の節税の理屈と同じですね...

というわけで、長いつきあいをしていくつもりでいれば何てことはないものです。


まあ、自分は以上のように考えております...






posted by スイス鉄道のように at 07:00| 東京 ☀| Comment(4) | 投資哲学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私も塩漬け株はコレクターなくらい持っていましたが、ここ何年かの好調で2の損益通算で全て処分することができました。非常に身軽で、やっぱり無いに越したことはないですね。配当も優待も出さないようなのも割と多かったんですよ。。
Posted by プライア at 2015年06月18日 07:46
プライアさん、コメントありがとうございます。
配当も優待もなしでも、株主総会に出ればおみやげをもらえる、という銘柄もありますよ。
そこも調べてみるとよいかと思います...
損きりして損益通算ですが、キャッシュフロー的にプラスならば、
ゼロ金利下の経済状況では、売り払うのもありだとは思ってはいるんですがね...
Posted by スイス鉄道のように at 2015年06月18日 07:50
私の場合は、「ファンダメンタルズがいいから・・・」と言い訳して持ち続けています。
Posted by O.A at 2015年06月18日 21:48
O.A.さん、コメントありがとうございます。
このままの調子でいけば、日経平均もいずれ、25,000円台,30,000円台になっていくんですかね?
そうすれば、元の買い値に戻るんでしょうか?
実は、本音をいえば、戻って欲しいなぁ...
Posted by スイス鉄道のように at 2015年06月18日 23:15
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