2017年03月08日

副島隆彦著『マイナス金利税で凍りつく日本経済』を読んで...

副島隆彦氏の著作、『マイナス金利税で凍りつく日本経済』を読みました。

マイナス金利「税」で凍りつく日本経済 -
マイナス金利「税」で凍りつく日本経済 -

氏はご存じの通り、経済や金融や政治に関する”危機”をその著作のなかで訴えることで有名です...

この本もまた同じく...

ただし、この著作は出てから少し時間が経過しています(2016年4月刊)...

実は氏の著作を読むには、この少し時期を置くのがポイント(だと私は思っています)です。

そうすることで、氏の予測が当たっているか否かがわかると同時に、氏の推理の流れも検証することができるためです。

そして、当たってるな,あるいは鋭いな,と感じたところだけを参考にすればよろしい...

私はそういう使い方をしております...

で、ユーロ暴落と株価の全世界的な暴落を氏は予想しておりますが、まだそこまでには至っておりません...

ただ、氏は、「2017年中にそれが起こる」と予想していますので、これからが正念場なんですかねぇ...

でも、Amazonに掲載されている氏の書評の中には、「氏の警鐘が実現しないように、政治家や官僚が動いているのではないか?」とも書いてあったりして、実はそうかも?、と私は思ったりもしています...

だとすれば、氏の言う”2017年危機”は回避されるのかなぁ...

・・・

さて、氏の予想が当たる/当たらぬは別として、改めておととしから昨年の2〜3月までの政治経済における重要なトピックを拾う手立てとしても、氏の著作は重宝します...

私が重要だと思ったことをいくつか引用してみましょう。

スイスフランは、以前は信用の高い強い通貨であった。それが、2015年の1月15日に、スイス中央銀行が急にスイスフランの「買い支え」を放棄した。


イギリスが、昨年3月12日いち早く中国の側についた。中国と英国(及び英連邦)が組む。実は、イギリスが裏から主導してイランへの制裁解除を実現したのである。


現在のドル中心の国際決済システムであるSWIFTに対抗して、中国が新たに人民元による国際決済システムであるCIPSを始動させた。


CIPSが挑戦するSWIFT(国際銀行間通信協会)は、アメリカ政府(ニューヨーク連邦銀行)が管理する電子送金システムであり、厳しく暗号化されたこの決済手段を使わないと、外国間送金は実際上できなくされている。


SWIFTがザル状態になったら、アメリカはマネーの世界統制力を失う。



また、氏の評論についても、「これは!」って気づく点がいくつかありましたので、ピックアップしておきますね...

本当かどうか(当たっているかどうか)は別にして...

黒田の本心は、「景気回復などクソくらえ。そんなものはない」だ。


黒田と日本財務省にとっては、日本国債さえ暴落(値崩れ)しないで、厳重に元利計算ができて、きっちり勘定が合いさえすればいい。これ以外のことは、どうでもいい。


イギリスはイランが持つ世界最大の天然ガスの埋蔵量を狙っている。これがこれからの資源競争の中心だ。


今のIMF=世銀体制(ブレトンウッズ体制)は貧しい国を貧しいままの(借金国)にしておこうという体制だ。



いろいろと勉強に(参考に)なります...







posted by スイス鉄道のように at 11:00| 東京 ☀| Comment(0) | 投資情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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