私も、子供の頃はよくやったものです。もちろん、”坊主めくり”のほうですが(笑)。
本日、大阪の実家から東京へ戻ってきました。その途中、観光をしてきました。
JR大津駅で途中下車し、逢坂山と蝉丸神社を訪れてきました...
以下に小旅行記を記しておきたいと思います。
お昼少し前に駅を降り、スマホを見ながら目的地へ向かいます。
まず最初の目的地は、関蝉丸神社の下社です。

蝉丸というのは、「是やこの、行くも帰るも別れては、知るも知らぬも逢坂の関」で有名な百人一首の歌人です。
なので、今日の記事の冒頭で百人一首の話題を出したわけです。
下社のほうは事前にネットで調べて得た情報の通り、さびれておりました。
お参りして、次の目的地へと進みます。
やや緩やかな坂道を上がっていくと、”逢坂”の碑が立っておりました。

ここ逢坂は京の都と東国との境界であり、関所が設けられていた古来の難所でもありました。
蝉丸以外にもさまざまな歌人が詠んでますし、歴史書にも出て来る有名な名所ですね。
さらに坂道を上がると、関蝉丸神社の上社に至ります。

見ての通り、小学生たちの何かの取り組みがされておりました。
また、参道やお社も綺麗に手入れされており、人がこまめに面倒をみているらしかったです。
実際にお爺さんがおられ、木を鉈で切る作業をしておられました。
そして、お参りしたあと、こぶ茶とみかんをいただきました。

見ず知らずの一見さんであるにもかかわらず、心からのおもてなしにほっこりしました。
古き良き日本の良さというものを実感いたしました。
こういうのって、お金に代えがた〜い、価値ある人のわざですね。
このあとは駅まで戻り、駅に併設されている観光案内所でおみやげを買いました。
昔、逢坂で売っていたという「走り餅」と、大津にある有名な三井寺の「力餅」です。

1人ぶんだけでいいので、一番小さなものをそれぞれ買って参りました。
これから楽しみたいと思います。
気持ちが洗われるような小旅行になりました。
了