2020年01月29日

法律漫画『カバチタレ3』26巻を読みました

法律漫画『カバチタレ3』の最新刊(26巻)を読みました。

今回のテーマは空き家にまつわる法的トラブルでして、2つの事件が並行的に語られ、片方はハッピーエンド、もう片方は勝ち組と負け組とに分かれる結末になっていました。

カバチ!!!-カバチタレ!3-(26) (モーニング KC) - 田島 隆, 東風 孝広
カバチ!!!-カバチタレ!3-(26) (モーニング KC) - 田島 隆, 東風 孝広


恐ろしいなと思ったのは、法律上、所有権の放棄はできないということ。

ある山を不動産として相続した寡婦が、周辺住民の危害を回避するための補修工事や地盤補強工事を行政から要求されるんです。

というのは、その山は、地盤も緩ければ、大雨が降ると土砂崩れを起こすような厄介な山だったからです。

寡婦は、法律家(行政書士)と相談のうえ、山を手放そうとしたり、自治体に寄付しようといろいろ試みます。

が、所有権の放棄は日本の法律上できず、また、寄付についても、”負担付き寄付”は議会の承認を要するが、そんな厄介な山の寄付を議会は承認しないだろうと役所から言われてしまいます。

また、そういう山だから売るにも売れず(買い手がつかないから)、行政の勧告によってどんどん財産が取り崩されていきます。

こんなことってあるんだなぁ... と目を見開かれる思いでした。

財産があること・財産を持つことは、必ずしも良きことではないんだな、と。

その後の展開はネタバレになってしまうので、ここではもうこれ以上は語りませんが、今作もなかなかに面白かったです。

読みごたえがあり、勉強にもなりました。







posted by スイス鉄道のように at 07:00| 東京 ☀| Comment(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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