2020年07月22日

テリー伊藤著『お笑い大蔵省極秘情報』を読んで...

テリー伊藤著『お笑い大蔵省極秘情報』を読みました。

タレントのテリー伊藤氏が、財務省がまだ「大蔵省」と呼ばれていた1996年に書いた本です。

お笑い大蔵省極秘情報 - テリー伊藤
お笑い大蔵省極秘情報 - テリー伊藤

当時、大ベストセラーになったそうですが、その評判通りに面白い!

読んでタメになることもたくさん書いてあり、今まで読んでなかったのが残念に思う名著でした。

百聞は一見に如かず、いや一読に如かずなので、例によっていくつか興味深い箇所を引用してみますね。

大蔵 われわれは突然エイリアンとして出てきたわけじゃない。まず下に国民があって、その上に政治家がいて、その上に大蔵官僚がいる。
テリー いや、だって、日本の憲法だと、国民の投票によって選ばれた国会議員が立法府として立場的には上のはずでしょう。
大蔵 それは建て前。すべて建て前です。


大蔵 大蔵省の主計局の人間というのは、大蔵省のことだけじゃなくて、主査として、あるいは主査のまわりにいるスタッフとして、防衛庁担当なら、例えば、90式戦車の砲身の長さが何ミリで、大砲はどれくらいの威力で、ロシアにとってはどれくらいの脅威か、そこまで全部知ってる。


大蔵 日本の社会にとっては、とにかく予算をぶんどってくれる代議士、というのが大事なんですよ。天下国家を多少なりとも言えるのは東京ぐらいであって、地方では予算を取ってくれる人間がすべて。予算を出すのは誰ですか。大蔵省だけですよ。だから大蔵省に嫌われる代議士は、絶対選挙で勝てない。100パーセント勝てないといってもいい、東京以外では。東京だけは浮動票で勝てるけれども。


テリー 住専も考えてみれば国民の責任だというんですか!
大蔵 国民の責任そのものですよ。だって総量規制で住専だけ外してくれというのは、住専からローンを受けたい人がまだいっぱいいたからですよ。総量規制しちゃって、銀行からは金が出ません。ところが家は建てたい。


大蔵 怖い相手のいない最大の理由は、大蔵省が日本最大の情報機関だということなんです。


財務省(旧・大蔵省)が確定申告や税務調査権によって、いかに国民の生活の実態面を把握しているとともに、防衛省はじめ他官庁の予算を詳しく綿密にも把握することで国家運営の実態までもすみずみまで知っている...

それを東大法学部のトップクラスの秀才たちが把握している...

だから政治家たちは彼らに歯が立たないということが如実に記されておりました。

その他、小沢一郎氏の持つコンプレックスや氏の官僚との接し方の実態なども暴露されていました。小沢氏があるときから権威を失ったのは、この本のせいかもとも思いました。

日米間のカネのやりとりにまつわるブラックっぽい話しなんかもありました。

日弁連やマスコミさえも財務省にしっぽを握られているとも...

これは全日本国民にとって必読の書ですね、20年以上たった今でも有用な情報がたくさん載っています。

おススメの一冊でございます。







posted by スイス鉄道のように at 07:00| 東京 ☀| Comment(0) | 気づき・ヒント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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