2015年05月31日

私の投資生活における年間スケジュール

ネットを見ていると、いろんな方がいろんな自分の投資哲学を発信しておられます。

そして、投資だけでなく、節約生活や、会社勤めの方は給与とボーナスの受取りも含め、
1年単位でデータを整理して、検証し、
1年間でどうなった、ああなった、と報告をされておられます...

しかし、この「1年間」という期間はクセモノです...

まあ、給料・ボーナスと税金については、「1年間」をフラットかつフルに考えていいと思うのですが、こと、投資を行うにあたっては、そういう考え方はいただけません...

市場や政治経済の動きとしては、「1年間」のあいだに、”強弱”がございます。

各種指数の発表や中央銀行の声明といった特別なイベントがあったり、
「Sell in May」などの売り買いが片寄る時期があったりするわけです。

だから、「1年間」というものを、ただ単に、アクセントをつけずに一本調子で過ごすのは、市場や世の中に対して受け身というか、翻弄(ほんろう)されるがままになってしまうような感じがします。

もっと、市場動向やビッグ・プレイヤーの動きに左右されない、しっかりとした1年間のスケジューリングを各個人投資家は考え、実行すべきじゃないかと思うんです...


ちなみに、私の最近の考え方としては、次のように考えています。

1月〜5月が、投資の勝負の”前半戦”...
6月〜10月が、おなじく”後半戦”...

つまり、1月〜10月の10ヶ月間で、大きな勝負は終わりにする...

11月,12月は、基本的に勝負をせず、
1年間の終息をはかるべく、まとめに入りつつ、あわせて来年の計画を立てるべき期間、と位置づける...

というのは、まず第一に、12/5はヘッジファンドの決算日です。(5月7日,8日の記事参照)

その45日前に彼らは決算報告のメドを立てないといけない...

よって、11月相場は荒れる可能性が高くなります。

だから、個人投資家はその大渦に巻き込まれないよう、この時期は、大きな勝負は避けつつ、慎重に立ちまわった方が良い...

また、12月で1年が終わるわけですが、確定申告でうまく損益通算するためには、
11月,12月で大勝負を展開しながら、並行して確定申告の作戦を立てるのは、いろいろと難しい...

特に会社勤めのサラリーマンは、12月は仕事が忙しく、投資にばかり時間をさけない...

そんなこんなで、11月,12月については、
・損益通算の最終結果を想定しつつ、うまくまとめる時期であり、
・ふるさと納税のし忘れをチェックする時期でもあり、
・来年に上昇するであろう株や投信について検討し、仕込みをする時期であり、
・FXのポジションを整理し、来年に変に持ち越さず、正月を気分よく過ごせるよう準備する時期である...


私は、以上のように年間スケジュールというものを考えて、投資生活を送るようにしております...





posted by スイス鉄道のように at 07:00| 東京 ☀| Comment(0) | 投資哲学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月11日

急騰銘柄・香港ハンセン指数ファンドの清算

4月28日に+281円の価格上昇を見せた、「三井住友−香港ハンセン指数ファンド」...

モーニングスター・レイティングも★4つの優秀ファンドです。

私は、SBI証券で、昨年9月から毎月1万円の投信積立を実行してきました。

しかし、急騰した4/28の翌日に売却注文を出しました。

約定数量は56,237口で、約定単価は17,155円。
受渡金額は、96,475円となりました。

これまでの積立については購入手数料ゼロでしたから、8ヶ月ぶんで8万円(=1万円×8)。

利益額は、96,475円−8万円=16,475円です。
(のはずなんですが、なぜかSBI証券の報告書では、16,472円です)


売却した理由は、3つ...

たった一日で大きく高騰した事。

「Sell in May(5月は売り)」ということわざと、ヘッジファンドの中間決算の関係とで、5月相場の見通しが悪い事。(詳しくは、5月7,8日の記事に書きました)

そして3つ目の理由として、「短期で急騰した銘柄はその後値崩れしやすく、しかも最高値を再び追い抜くに至るまで長い時間がかかる」という過去の経験からです。

私も大昔は、「腰をじっくり据えた長期投資」を考えていました。
しかし、その後、だまされました...

ITバブル崩壊、9.11テロ後の暴落、サブプライムローンショック、リーマンショック...

また、そこまでいかなくても、活況を呈している相場が突然のネガティブな政治経済のニュースによって、もろくも崩れるのを何度目の当りにしたことか...

もうダマされません!(笑)


さて、昨年9月19日に積立を開始した時のこのファンドの基準価格は、13,419円でした。

その後約半年強で、17,314円(4月28日時点の価格)というように、約3割上がっています。

短期間に上がり過ぎと見ました。

この高値を再びつけるのは、かなり先の未来という可能性が高いと見たわけです。

ですから、そこまで待っているのは、”その間、資金が拘束されてしまう”と考えます。

いったん資金を自由にしてやって、広い世界の中から、割安の評価をされているような投資案件か、または、短期で急上昇が期待できる投資案件を他に探した方がベターだと判断するわけです。


もっとも、私のこの見解をあざわらうように、今後も高値を更新していくかもしれません...

しかしその場合は、銘柄は同じであるものの、”別相場によって形成された値”と考えます...

昨年9月〜Sell in May直前までの相場感覚から言えば、半年強で約3割の上昇というのは、ここが頂上という感じがします。

頂上までの登山をのぼりきった...
これ以上、上は無い...

なので、ここで手じまい売りをすると同時に、頭の中のメモリーもいったん清算しておいた方が、Sell in May後に変質した相場(たぶん)に対し、まっさらな頭で入っていける、と考えました。

利益確定をしつつ、頭の中の相場カンのゼロ・リセットをしておく...

そして、「Sell in May」という嵐をやり過ごした後、再度の勝負を考えるわけです...
香港ハンセン指数だけでなく、上海やその他も含めての物色をね...

5月5日の記事に書いたように、相場は化け物...
”鵺(ぬえ)”です...

一寸先は闇だと思っています。(闇とは、”見えない”という意味)





P.S.
4/28以後における「三井住友−香港ハンセン指数ファンド」の基準価格の変化を示しておきます。
4/28 17,314円 前日比:+261円
4/30 17,267円 前日比:-47円
5/1  17,206円 前日比:-61円
5/7  16,860円 前日比:-346円
5/8  16,709円 前日比:-151円
とりあえずは、私の判断は正解というところでしょうか...
また15,000円台に落ちてくれば、積立再開を考慮したいと思います。



posted by スイス鉄道のように at 06:15| 東京 ☀| Comment(0) | 投資哲学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月05日

相場カンを維持するための売り

4月最終週にインデックス投信を3つ、売却しました。

名前を挙げると...
・野村index新興国株式(14年9月10日に50万円購入)
・eMAXIS TOPIX(14年10月7,14日に分けて50万円づつ購入)
・eMAXIS 先進国株式(14年10月7日,15年1月20日に分けて50万円づつ購入)

eMAXISの2つは4月25日に、野村index新興国株式は4月28日に、それぞれネットから売却指示を行いました。

TOPIXについては4月30日に日経平均が1日で500円も下げたので、気分的にホッとしました。
(下がる前に売り抜けることが出来ましたから...)

利益額としては、それぞれ税引き後の価額で、
eMAXIS TOPIXは、+226,867円
eMAXIS 先進国株式は、+103,683円
野村index新興国株式は、+50,517円

合計すると、+381,067円です...

少額のように見えますが、元本250万に対して計算すると、利益率は約15%です...

約半年の投資期間でこの利益率ですと、まあまあの高率かなと思っております。

しかし、本来は中長期でポジションを持つというのが常識のインデックス投信ですから、
それを短期で売ったのは、普通の投資家さんならしないことだと思います。

けれども、私はポリシーを持って売りました。

理由としては、まず第一に、キャッシュポジションの増加です。

リスク資産の割合が4月頭時点でかなり積み上がっており、
「Sell in May(5月に売れ)」ということわざもあるので、
5月に入る前に売り抜けられるものは売り抜けた方がいいのかな、
という判断です...

ちなみに個別株も、4月中にいくつか売っております。
一休、ソフトバンク、三菱マテリアル、みずほの4銘柄です。

利益額は、これもまた1銘柄当たり、11,000〜15,000円の少額です。
合計で、+53,149円。利益率は、約3.6%...

そんな大したことはありません...

しかし、投資ポリシー的には満足ですし、予定どおりです。

なぜか?...
以下に詳しく説明します...


まず、投信にしても個別株にしても、いずれも利益は出しておりますが、かといって目先の儲けを追いかけているわけではない...

また、キャッシュポジションの増加ということを先に述べましたが、理由はそればっかりではない...

では、何が目的なのか?...

それは、”勝負の姿勢”と”相場カン”の維持(キープ)です...

相場が大きく変動することが事前に高い確率で予測しうるときには、その前にいったん清算しておくべきだと私は考えます。

そうすることで”勝負資金”が手元に確保されるのです。

それまでの相場が崩れて茫然自失となり、手元資金も乏しく、再勝負ができない状態こそが、一番避けるべき状況なのかな、と...

実際、過去にそういう状態に陥って、その後のチャンスを逃したことが数回ありました。

つまり、リスク回避ではなく、チャンス・ロスの回避...

これが、私の投資哲学のひとつです...

野球やサッカーの試合とは違って、投資とは、自分の命がある限り続けなければならないゲームですから...

そして、勝負資金を手元に確保しつつ、さらに大変動後の相場の「値」に基づき、自己の頭の中のメモリーを更新する...

そうすることで、相場カン(相場感+相場勘)を最新の状態に刷新すると同時に、常に戦える状態にしておく...

わかりやすくひとことで言えば、ファイティングポーズの維持でしょうか...

投資とは、「相場 V.S. 自己の相場カン」の戦いであるというのが私の見解です...

各国の金融緩和によりボラティリティの高まった各市場...

相場こそ、現在のリヴァアサンであり、日本的に言えば”鵺(ぬえ)”なのです。

”鵺”との終わりなき戦いに勝ち抜くこと...

これが現代の投資における秘訣のうちのひとつではないでしょうか...






posted by スイス鉄道のように at 08:01| 東京 ☀| Comment(0) | 投資哲学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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