2017年06月18日

ゆうちょ銀行の投資セミナーに行ってきました

このブログで過去に何回か書いている、”ゆうちょ銀行の投資セミナー”に昨日また行ってきました。

ある投資商品を紹介するという内容だったんですけど、世界経済の今後の見通しや投資リスクについても講義されました。

その内容を簡単にここで紹介しておきたいと思います。

講師の方のおっしゃった要点は3つでした...

@数ある投資リスクの中で、為替リスクほど先が見通せないものはない。

A2017年の世界経済の見通しは良好である。

B株式市場の示すシグナルと債券市場の示すシグナルが、現在食い違っている。

・・・

@はその通りだと私も思いました。

この点に関しては、私は、円高が進むとカンづいた時には、海外資産の投資信託はそのままにしておいて、FXで外貨売り/円買いで対処するようにしています。

Aについては、世界全体で見ればそうかもしれませんが、国によって差はあると考えています。

日本と東南アジアが有望かなぁ...

Bについては初耳でした。

なので、貴重な情報を得たと思いました...

詳しく説明すると、株式市場は世界経済について楽観的に見ている。

反面、債券市場は、世界経済の見通しに対して悲観的に反応している。

ということで、どちらかが間違っているんだそうです...

夏場から12月にかけて実際どうなっていくのか???

日々、市場を注視しつつ、対応していきたいと思います。

実際に事が起こってからでは遅いので、何らかの気配を感じたりしたら、即行動を起こすかorその準備をするか、ですね...






P.S.
投資はあくまでも自己判断と自己責任でお願いします。
上記の記述は私の個人的見解であり、何も保証するものでもありません。




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2017年04月08日

『石油を読む〈第3版〉』の感想...

『石油を読む〈第3版〉』を読みました。

石油を読む〈第3版〉 (日経文庫) -
石油を読む〈第3版〉 (日経文庫) -

著者は資源エネルギー庁や内閣官房に在籍していた石油の専門家です。

20世紀以降の石油取引の歴史から、現在の石油市場や国際政治関係まで、初心者にも非常にわかりやすく説いてくれています。

以下、参考になる箇所をいつくか引用したいと思います。


2015年7月17日付の英エコノミスト誌は「シェール企業の総債務は年間売上高の6倍に達しており、財務状況はギリシャ並みとなっている」と指摘したが、その状況はまったく変わっていない、いや、むしろ悪化している。


シェール企業が大量破綻すればその救済コストは多額に上る可能性があるが、米国以外の他の金融市場にも悪影響が及ぶ可能性が高い。シェール企業のジャンク債やシェール企業関連CLOを世界中の投資家が保有しているからである。


原油価格が1バレル=60ドル以上になれば、「短期の生産者」であるシェール企業が大増産するため、「60ドル」が上限となるのではないだろうか。


今回の合意のアウトラインは以下のとおりである。
@OPECの減産期間は2017年1月から半年間(半年間延長する可能性ある)


欧米企業から接収した石油権益をベースに1980年に国営化されたサウジアラムコは、国内に100カ所以上の油田を保有し約6万人の従業員を要する巨大企業である。サウジアラムコの原油生産量は世界全体の12%を占め、確認可採埋蔵量でも世界全体の約15%に当たる約2665億バレルを保有している(米エクソンモービルの約10倍)。


サウジアラムコの時価総額は約2兆ドルと言われ、サウジアラビア政府はその5%分を2018年に公開するとしているが、それでも市場から集まる資金は1000億ドルに上る。


30万トン以上の石油タンカーで輸送する場合、その輸送費は地球を半周しても現在の石油価格(1バレル〈159リットル〉=約50ドルの場合)の2%(1バレ=約1ドル)にすぎない。・・・(中略)・・・いつでも地球の反対側からさしたるコスト増なしに大量に原油を購入できるのである。


1980年半ば以降は、価格をコントロールできる国際カルテルは存在していないのである。OPECの国際石油市場における生産シェアは現在約3分の1となっており、近い将来そのシェアが大きく上昇する見通しもない。


次にメジャーである。その国際カルテルの絶頂期であった1960年代には世界の原油生産シェアの7割近くをおさえていたが、現在全社合計してもそのシェアは1割台にすぎない。


OPEC加盟国の原油販売価格はすべて、ニューヨークやロンドンの先物価格をベースに毎月決定されており、産油国が勝手に価格付けすることは、市場との力関係で事実上不可能である。


国際石油市場の変動幅が大きくなっているもう一つの理由は、国際石油市場の実需給動向(ファンダメンタルズ)がリアルタイムに把握できないことにある。生産量はもちろん、消費量も生産量以上に実態を把握することが困難であるため、市場関係者の間では石油消費国内の在庫水準がしばしば取引材料として使われている。


国際石油市場には、致命的な「情報の不完全性」が生じている。それゆえ投機を呼びやすく、群集心理が発生しやすいため、原油価格は大きく変動するようになったのである。


いったん価格が落ちだすと、生産者は収入を維持するためにさらに増産し、ますます価格が低下するという悪循環となり、再生産投資が困難な水準にまで価格は低下する。


1990年代まで中東地域の原油の7割が欧州諸国で消費されていたが、それ以降は中東地域の原油の7割がアジア(特に日中印韓)で消費されており、この傾向はますます顕著になっている。


大手石油会社は、すでに上流事業の売り上げ、または収益の40%を天然ガスであげており、単に「石油会社」と位置づけるのは時代遅れである。


人類がこれまで使ってきた各燃料資源の水素対炭素の比率は、木材1:10、石炭1:1、石油2:1、天燃ガス4:1である。この意味から天然ガスは人類がたどり着いた究極の化石燃料であると言えよう。


LNG(液化天然ガス)が44%、石炭が32%、石油等が9%となっており、今や日本の電力の主力燃料源はLNGとなった感が強い。


天然ガスは、リーマン・ショック後の世界経済の低迷の影響で原油に対して割安で取引されている。原油の需要は、運輸用などが中心で景気の影響を受けにくいのに対し、天然ガスの需要は産業用が多いため景気の影響を大きく受けるからである(熱量単位で比較すると100万BTU当たり3ドルの天然ガスは1バレル当たり18ドルの原油と同等である)。


パイプライン網を持たない日本は供給者需要者が集まって価格が決まるというオープンな「場」が存在しないため、LNG輸入価格は原油価格にリンクして決まっている。このことは原油価格が急騰すればそれに連動してLNG価格が高騰することを意味する。燃料価格が安定しないがゆえに、日本で天然ガスがベースロード電源(安定的に低コストで供給できる電源)に位置づけられていないのは残念である。


プーチン大統領は年1回、各国の学者・専門家を招くバルダイ・クラブという催しを開いている。下斗伸夫法政大学教授はこれに7回も参加しており、最も多くプーチン大統領と面会した日本人の一人である。


エネルギー問題分析の世界的権威であるダニエル・ヤーギン氏は2015年1月17日付の日本経済新聞のインタビューで「安部首相は安いエネルギーで経済を活性化する政策を『4本目の矢』として推進すべきではないか」と提案しているが、「サハリン天然ガスパイプライン構想はその重要な柱となる」と筆者は確信している。


パイプラインが敷設される沿線都市(旭川市や札幌市など)で熱電供給網が整備されれば北欧並みの快適な生活が実現し、北海道経済の発展に大きく寄与することになるだろう。



まとめると、
・短期的には石油は1バレル=60ドルが上限か。
・原油価格は、投機的に決まりやすい。
・OPECを中心とした減産合意は7月まで。それ以降は不透明。
・サウジの国営企業のサウジアラムコの株が一部公開されると世界中の投資資金がそこに吸い寄せられる恐れがある。
・暖房用燃料は天然ガスというのが全世界的にはポピュラー。
・天然ガスは、いったん液化するLNG方式ではなく、パイプライン方式で供給するとコストが大幅に安くなる。
・サハリン→北海道→本州へとパイプライン方式で天然ガスが供給されるようになれば、日本の生活事情や経済は大きく変わるだろう。
・シェールガス業者が大量破綻すれば、リーマンショックの再来となるだろう。

こんな感じでしょうか...

非常に有意義な情報だと思いました。





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上記の記述は私の個人的見解であり、何も保証するものでもありません。






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2017年03月29日

アサヒグループHDの株主総会に出席

昨日はアサヒグループホールディングスの株主総会に出席してきました。

場所は紀尾井町のホテルオークラでした。

13時から15時すぎまで、約2時間に渡って行われました。

入るとき、議決権行使書と引き換えに、アンケート用紙と入場者証とおみやげ引換券と十六茶の紙パックを渡されました。

ホテルの大会場で開催され、映像を駆使した華やかな総会でした...

主要な商品などを紹介したビデオも流されました...

ビデオを見ていて、また経営層の説明や株主との質疑応答を聴きながら、
事業内容は堅実で、消費者の根強い支持があり、世の中の経済の成長とともに成長し、不況にも強そうな、いわゆる「バフェット好みの銘柄」かもしれないなぁと改めて思いました。

私はすでに売り払ってしまってますが、持てるなら長期保有をおススメしたい銘柄です。

帰りにはおみやげをもらいました。

内容はこんな感じ...

asahighd.jpg

キリンビールも保有している株主さんから、「キリンはおみやげを廃止したのに対し、たいへんありがたい」という声も飛んでいました。

確かにそうですね...

出席するのに交通費もかからない私のような東京在住の株主にはホントありがたいです。






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