2018年08月12日

『カバチタレ!3』(20巻)を読んで...

法律マンガ『カバチタレ!3』(20巻)を電子書籍にて読みました。

法だけでなく経済にまつまる身近なテーマを取り上げてもくれる、実用レベルでも非常に役に立つ作品です。

カバチ!!! -カバチタレ!3-20巻【電子書籍】[ 田島隆 ] - 楽天Kobo電子書籍ストア
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今回の教訓は、「”保険”というものをおろそかにするな」でしょうか...

本巻の内容は、火事に遭い、店舗兼住宅を半分焼かれた一家が四苦八苦の末、なんと!、出火元の家の人間が加入していた自動車保険に付帯していた損害賠償オプションに助けられるというお話しでした。

そういうことってあるんですねぇ...

欧米社会と比べて、弱者に冷たく、セーフティーネットが乏しいと言われている日本社会...

そんな日本社会で我々一般庶民が生きていくにあたって本能的に頼っているのは”貯蓄と保険だ”、というのが著者の今回の結論でした。

言われてみればそうだな、と私は深く実感するとともに、思わずうなづいてしまいましたね...

日本の貯蓄率が欧米諸国に比べてまだまだ高く、保険加入率も同じく高いのは、セーフティーネットに頼れず、生活上の不安感をみんなが払しょくし切れていないからなんですなぁ...

ひと昔前と比べて投資や投資家が育ってきてはいるものの、アメリカなんかと比べて資金が投資になかなかシフトしていかないのは、そのへんもあずかっているということに気づかせてくれました。

いつも何かひとつふたつは大事なことに気づかせてくれる、優れモノの漫画です。











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2018年06月25日

サッカーの小ネタ、など...

連日熱戦が続くサッカーワールドカップ・ロシア大会...

いやぁ〜、寝不足になりますなぁ...

そんな中、カトリック信者であるわたくしはミサには毎週欠かさず出ております。

で、昨日のミサでの話しなんですが、神父様がお説教のときにサッカーの話題を出しました。

「サッカーのときだけは私はナショナリストになります」から始まって、その日の(昨晩の)日本戦を皆さんは夜ふかしして見るのかとか、仕事のある人は翌日大丈夫かとか、”ルールが支配する世界”というものは実は公平で素晴らしいものだとか、人種や宗教や性別などに関係なく全世界の人々がプレーを見守ることは実に素晴らしいことだとか、かなり長々とサッカーの話しになりました。

キリスト教神学では「神の支配する世界」が平和で正義の下にある理想の世界と考えますので、スポーツといえども、ある一つのルールの支配下にあって秩序が保たれている状態というのは、それに近いと見るんですね。

ということもあってか、カトリック教会関係者はサッカー賛成派です。

バチカンの高位聖職者の方々もサッカー好きなのは知っている人なら知っている事実でもあります(と、本に書かれているのを読んだことがあります)。

そして、強いチームもカトリック教国が多い...

優勝チームは、ブラジル(優勝5回),アルゼンチン(同2回),ウルグアイ(同2回),イタリア(同4回),フランス(同1回),スペイン(同1回)と、開催20回のうち実に15回もがカトリック国です。

ドイツ(優勝4回)も半分はカトリック圏なので、非カトリック国の優勝は1966年のイングランドのみだといっても過言ではない。

今大会で強いチームを挙げるなら、クロアチア,メキシコ,フランス,ウルグアイ,ポルトガルなどがカトリック国ですね。

言葉で説明するのはなかなか難しいけれど、なんとなく強い秘けつ(なぜ強いのか?ということ)も私にはわかる気がします...

あえて3つ挙げるなら、個人主義、組織力、自己犠牲の精神、です...

この3つをともに備えたうえ、これらが偏ることなくバランスが取れていることかな。








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2018年06月16日

『世界史で学べ!地政学』を読みました...

茂木誠著『世界史で学べ!地政学』を読みました。

地理上の位置が国際政治に影響を及ぼすということをわかりやすく解説した本です。

図解世界史で学べ!地政学 [ 茂木誠 ] - 楽天ブックス
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まず、”地政学”とは何かということですが、本の引用から示したいと思います。

オックスフォード大学地理学院の初代院長から政界入りしたマッキンダーは、アフリカ沿岸からインド、マレー半島、香港まで海上ルートで結ばれたイギリス植民地帝国を、いかにしてロシアの脅威から守るか、という問題意識から地政学を理論化したのです。


大戦中に日本は「大東亜共栄圏」を提唱しましたが、モデルを提供したのがハウスホーファーでした。ドイツの軍人として日本に長期滞在し、日本学の専門家でもあった彼は、イギリスの世界支配に対抗するため、米・独・ソ連・日本による世界四分割を構想したのです。松岡洋右外相に代表される日本のランドパワー派がこれを採用し、日独伊三国同盟や日ソ中立条約に結実しました。


このように、国際外交を有利に進めるためにこの”地政学”という学問分野は有用なのですが、日本では戦後、封印されました。

その理由としては、日本を敗戦国のまま封じ込めたうえ、外交上の武器を与えないという米国・中国の狙いがあるということのようです。

敗戦後の日本では地政学の研究自体が禁じられ、タブー視されました。


日本を敗戦国のまま封じ込めておこうとするアメリカや中国とは全く異なる歴史観を持つのがインドです。来日したモディ首相は、ボースとともにインパールで戦った元日本兵と面会し、その感激をツイッターで発信しました。



投資に役立つ情報もありました。

ギリシアが中露の「ユーラシア・ランドパワー同盟」側につけば、地中海全体の安全が脅かされます。このような地政学的立場を知り尽くしたギリシアの「開き直り」に対し、ドイツをはじめとするEU側は不快に思いつつ、黙認せざるを得ないのです。これは、韓国に対する日本の立場ともよく似ています。


ギリシア国債や、ギリシア経済の問題につき、決してEUは見捨てないということがわかりました。

その他、国際政治の動きがよりよく分かるような知識がいろいろと書かれていました...

ためになる一冊でした...








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