2017年01月15日

『ギャラリーフェイク』第33巻を読んで...

『ギャラリーフェイク』という漫画をご存知でしょうか...

テレビアニメ化もされた細野不二彦氏の作品でして、元キュレーターで美術商の藤田氏を主人公とする美術マンガです。

1990年代にビッグコミックスピリッツに連載されてまして、その後、一時期連載休止しておりました。

それがいつの間にか再開し、最新単行本まで出ていたのを偶然ネットサーフィンしていて発見しました。

いやぁ、うれしかったですねぇ...

溜まっていた楽天ポイントと、楽天ブックスのクーポンとを使って、ゼロ円(タダ)で電子書籍にて読みました。

外へ買いに出かけずとも、また、ネット書店で紙の書籍を注文しそれが届くのを待たずともすぐに読める...

やっぱ、電子書籍は便利だし、オンデマンドですね...

ギャラリーフェイク(33)【電子書籍】[ 細野不二彦 ] - 楽天Kobo電子書籍ストア
ギャラリーフェイク(33)【電子書籍】[ 細野不二彦 ] - 楽天Kobo電子書籍ストア


さて、この最新巻(33巻)では、サラちゃんや三田村館長といったなじみの脇役陣も出てきてまして、懐かしさと同時にかつてこの漫画に夢中になっていたときの気持ちの高揚感まで思い出しまして、読んでいるあいだとても幸せでした。

この漫画では美術品の取引、それも裏取引について、国際的な舞台のもと、物語が展開してゆきます...

しかし、”裏取引”というものは、ある意味、フェアバリュー(適正価格)を模索する場でもありまして、ものの主観的価値を最もよく表す美術品を巡っての人と人とのやり取りは、相対取引で決まる過程(プロセス)の中に交換経済の生々しい原点を見るようで、非常に勉強になると同時に興味深くもある...

単なるエンターテインメントというだけではなく、経済,商取引,人間心理,世界史,各国情勢,価値観の違いなどについて考えさせてくれる作品と言えると思います...

現在も不定期連載ということですが、マイペースでも良いから終わらずにこの漫画が続いていってくれることを今後も期待したいです...








posted by スイス鉄道のように at 18:00| 東京 ☀| Comment(0) | 分析・考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月20日

『B勘あり!』を読んで...

『B勘あり!』という本を読みました。

B勘あり! -
B勘あり! -

著者は高卒で税務官になった女性で、今は税務署を辞めて独立している方のようです。

物語性やドラマティックなところはあまり無く、どちらかと言うと税務官の生息実態を中心に描いた半実録ドキュメンタリー...

おそらくは著者の実体験を参考にしているのか、脱税を試みる個人事業者とその顧問会計事務所、そして税務官との攻防が描かれます。

個人事業主は人生を苦労して生きてきた人ばかりで、根っからの悪党ではなく、ちょっとした出来心で税金を逃れようとします。

ちなみに「B勘」とは「B勘定」の略で、表沙汰にできないお金のこと。
(表に出せるカネは「A勘定」というそう...)

それを捕捉しようとする税務官側、そして新米税理士で、所長が病気で倒れたため代役に駆り出される若い女性主人公(かな?)...

最後にちょっとしたどんでん返しというか、この登場人物とあの登場人物がこうつながっているのか、という筋書きがあります。

それ以外はストーリーを楽しむというよりは、税務実務の様々なエピソードを体験できる小説という感じでしょうか...

脱税の時効は7年だが、税務署は3年より前はあまり追求してこないなどと書かれていました。

かといって脱税は論外ですが...

著者は主人公に最後に母校の講演会でこう語らせます...

「警察、図書館、道路などの費用は全部税金で賄わているんです。税金がなければその都度お金を払わないといけないんですね」

まさにその通りで、税金が無いと生活がいろいろと不便になるはずです。

そして、利便性というだけでなく、税金は持てる者から持たざる者への富の再分配という機能を担っている重要な制度ということを我々は理解しないといけないようです。

19日のNHK『クローズアップ現代』では、”奨学金を返せずに自己破産を申告する人”が取り上げられていました。

貧富の差が拡大し貧困者が苦労する世の中になっていますが、それを助ける財源はやっぱり主に税金です。

インデックス積立投資は、この点で、貧困者に無理解ではないでしょうか?...

自分の利益だけしか考慮していないわけですから...

むしろ、個別株や毎月分配型投信にて、”税金も払いつつ自己も利益を得る”という投資スタイルのほうが社会にやさしい投資家といえると思うんですが...







posted by スイス鉄道のように at 18:00| 東京 ☀| Comment(0) | 分析・考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月10日

ゆうちょ銀行のセミナーに行ってきました

お久しぶりです...

予想されたイタリアとオーストリアの政治的動乱の世界経済への影響はなく、日本株を含め、海外の株式市場も好調のようです...

円高にもならず、1ドル=115円台に達し、平穏な感じ...

わたしの当てがはずてしまいましたが、売らずに残っている株式や投資信託の基準価格は上がっており、ソンはしているわけではない...(機会損失はしていますが...)

キャッシュも600万円以上は手元にたまってますし、またここから出直しだと考えています...


さてそんな中、このブログでも何回か登場しているゆうちょ銀行の投資セミナーに本日行って参りました。

セミナーのテーマは、今後の世界情勢について。

今の時勢にピッタリな内容でした...

もっとも、講師の方(某アセットマネジメント会社の方)のお話しの内容はいたって普通...

リーマンショックからの歴史を振り返りながら、現今の世界経済や政治の見通しを語りつつ、
「長期で考えれば、ニュースに一喜一憂するのはナンセンス」
というものでした。

長期で投資をした場合のパフォーマンスのグラフを見せてレクチャーしておられましたね...

”ごもっとも”なんですが、それでは面白くないんだよなぁ...

相場変動をうまく予想して利益を出していくのが投資の醍醐味...

結局、最初に出たお茶とお菓子に、終わったあとのブラックコーヒーと焼きプリンを食することが出来たのが収穫だったかな(笑)...

ん?

そうか...

当面は、相場の調整局面を待ちつつ、個別株の物色じゃなく、おいしいものの物色をせよとの天からのお告げだったのかな?...







posted by スイス鉄道のように at 15:56| 東京 ☀| Comment(0) | 分析・考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

にほんブログ村